今期は、本当に収穫の多い冬となりました。毎回思うのですが、冬になると、理屈は通用せず、自然の法則に従い、原理を理解しておくことの大切さを知らされます。
2021年から2022年にかけて
交通網が大混乱 生活に影響 札幌は、2月に2度の記録的大雪に見舞われた。JRは2月に2度の運休を余儀なくされ、通常運転になるまで1週間以上の大規模な運休がありました。また、道路では除排雪が追い付かず、すり鉢状の路面が多くなってしまい、車道の状況が非常に悪く、渋滞や事故を引き起こす可能性が高くなっていました。その為、バスの運転見合わせや、ごみ収集車が出動でない、小中学校の臨時休校など、市民の生活に支障をきたしていました。何を優先させるかなど、優先順位を見極める必要がありました。後にJRの大規模運休は深刻だと判断され、改善報告を求められたり、雪に慣れているはずの札幌ですが、今冬は非常事態の連続でした。雪捨て場は、いっぱいになりパンク寸前。そんな誰もが認める災害級の大雪を経験して思うこと。
スタック車両続出
車に常備しているもの
新しく購入したもの 今期で2度スタックをしてしまいました。雪が深くなったり、でこぼこ道が増えるとスタックする可能性が高くなります。 1度目は、近所の方の車でけん引ロープで引っ張ってもらい脱出。この時、けん引ロープは持っておらず、貸していただきました。初めてのけん引ロープの使用となりました。2度目は、近所の方と一緒に手で押してもらい人力で脱出。状況にもよりますが、男性2人とアクセルの踏み込みで車が動きました。立て続けに埋まってしまい、地元の方に助けて頂きました。その後すぐにホームセンタやカーショップに、脱出道具を買いに走りましたが、売り切れで入荷待ちの状態でした。結局、通販で購入しました。その後、近所で他の車がスタックしてしまい、この2点は、大活躍したのでした。
こんな工夫が
冬ならではの画像が
おさらい
今期は、初めての経験が多かったです。その中でスタックは一番ヒヤヒヤしました。そして、すごく焦ってしまいました。なにごとも経験ですが、予備知識があると、冷静な対応ができるものです。
スタックの原因は主に3種類 ①バンパーや腹部が雪に乗り上げている場合 ②路面の凍結や深雪でたいやが空回りしている場合 ③タイヤが溝や穴で脱輪している場合 いくつかの自力脱出方法 ①車をゆっくり前後に動かして足場を固めながら脱出する方法 ②タイヤ周りをスコップなどで雪を取り除く方法 ③滑り止めの砂をまいたり、スノーヘルパーを使用したり、何かしらタイヤにグリップさせる方法 状況に応じて対応。無理なら、ロードサービスを呼ぶ。 車には、前輪だけが駆動する(2WD.FF)と後輪だけが駆動する(2WD.FR)と四輪全てが駆動する(4WD)があります。スタックした際には、前輪駆動は前輪に荷重を高める、後輪駆動は後部に荷重を高めると効果的だそうです。そういった車の特徴も知っておく必要があります。また、冬は除雪されていない道路、幅の狭いところなどあるので、走行ルートの選択も変えていく必要があります。できるだけ大きい道路で坂の少ないところを選ぶのがポイントです。 悪天候のときは、緊急でない限り出かけない、遠出しないことです。その為には冬場は特に、食料の備蓄や、生活必需品の買いだめ、暖房器具の予備の準備などは必須です。ガソリンの補充もこまめにしていました。もしもを想定しておくこと。
雪遊びが身近
北海道の天候は、誰もコントロールすることができません。知識をもって、無理をしないで、オールシーズン楽しんでいきたいです。