除排雪作業
除排雪の機械の種類
除排雪には種類がある
- 路面修正 路面の凹凸や、わだちを平にする作業。幹線道路など広い道路は、除雪グレーダで、幅が狭い道路では、タイヤショベルが活躍。対象路線は8m以上の道路で、8m未満の市道では機械除雪が可能な道路。
- 歩道除雪 降り積もった歩道側の雪を小型ロータリを使って車道側に積み上げる作業。対象道路は機械で作業可能な幅2mの歩道で、除雪した雪を積んでおける余裕幅のある道路が対象。JRや地下鉄駅や公共施設周辺など歩行者が多い区間を除雪。
- 拡幅(かくふく)除雪 道路上の雪を積み上げ車線の幅を広げる作業。ロータリーで雪山の裾をかきとり雪山の上に積んでいく。対象路線は8m以上の道路で、8m未満の市道では機械除雪が可能な道路。
- 新雪除雪 雪がたくさん降った時に、降り積もった雪を道路脇に寄せる作業。幹線道路など広い道路では、除雪グレーダで、幅が狭い道路では、タイヤショベルが活躍。対象路線は、8m以上の道路で、8m未満の市道では機械除雪が可能な道路。
- 運搬排雪 道路脇の雪をダンプトラックに積み込み雪堆積場(ゆきたいせきば)などへ運ぶ作業。対象路線は、 幹線道路や通学路が対象。生活道路では「パートナーシップ排雪制度」を利用。「パートナーシップ排雪」とは、地域住民で利用を決め、市が排雪できるか判断し実施される。地域と市が共同で作業し費用も負担し合う。年に1度申し込むことができる制度。
北海道に移住してよく耳にする生活道路って?
生活道路とは、住宅地などの地域に密着した幅10m未満の道路のことを言うそうです。ちなみに幹線道路は、全国・地域の主要な地点を結び道路網の基幹となる広くて交通量が多い道路のこと。除排雪の優先順位もあって、主要な幹線道路やバス路線を優先的に拡幅・除排雪して、生活に支障をきたさないようにしているんです。
見たことのない機械ばかりでした。知らない世界がまだまだあるんですね。