4回目の冬 10年に一度の最強寒気到来

ようやく雪解けが進み道路脇に積み上げられた雪山が可愛く見えてきました。冬が長い北海道ですが、毎回冬の状況が違うので春を迎える頃には、知識と経験が増しパワーアップしています。今冬は、積雪より寒さが際立ったように感じます。

最高気温ー0.8度最低気温ー13.2度。えーっと、、マイナス2桁台が続くとわけが分からなくなってきます。さすがに0度が暖かく感じるようになってきました。

水道屋さん直伝水抜きのやり方

水道管が破損してしまう目安は、外気温が-4℃以下になるとき。風が強かったりすると₋1度やー2度でも凍結の可能性あり。また帰省や旅行など、長時間水道を使用しないとき 。外気温が一日中氷点下の真冬日が続くときです。

建物や部屋によって水回りの環境はさまざまですが、一部を紹介させて頂きます。

水道管がむき出しのタイプ
赤〇が水の元栓 青〇が止水栓 黄〇が空気を抜く蛇口

①水の元栓を回す

こちらが水の元栓です。水抜きをするので、矢印の方向に止まるまで回します。

②水道の蛇口を開けます

キッチンの蛇口
お風呂の蛇口
シャワーは低い位置に置いてホースに残っている水を流しておきます。
トイレのタンクの水が空になるまでレバーを回します。

洗濯機の画像を取り忘れてしまいましたが、蛇口を開け、ホースに水が溜まるといけないので、蛇口からホースを取り外します。

③水道管の途中にある蛇口(止水栓)は開けたまま!触らない!!

止水栓
こちらも止水栓です。

④上向きの蛇口をゆっくり開けて空気を抜く

初めて見たときは、間違って付いているのかな?と不思議な蛇口でしたが、ここから空気が抜けていきます。
下を向いている蛇口もあります。ここは、普通に水がでますので、バケツなど用意しておくといいです。

しばらくすると、水の元栓から各蛇口までの水が抜けていきます。

⑤ウォッシャー液を入れます(排水溝や便器の水が溜まってしまうところ)

北海道では、冬になるとスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで棚いっぱいに売り出されています。

水抜きをしとおくと、凍結してしまっても最小限の修理で済むことが多いようです。今期は、凍りまくった年となり、水道屋さんは引っ張りだこだったそうです。水道管の中まで目視できないので、水通しを再開するときはヒヤヒヤしましたが、お陰様でトラブルなく無事に水が通りました。

他に凍ったものは、壁紙用のペンキです。

リフォームの為購入した壁紙用ペンキです。一度凍ってしまうと使用不可となります。中身は袋に入れて可燃ごみに出せます。
よく見ると注意書きがありました。

画像はありませんが、接着剤なども凍ってしまい、使用不可になってしまいました。                              こんな感じで今冬は色々凍ってしまう冬でしたが、水抜きが成功したので良しとします。                  水回りの環境はそれぞれですが、どなたかのお役に立てれば幸いです。